髪をヘナ染めしながら、靴下を染めてみました。

染物は、ずっと前から興味がありながら、いまだ経験をしたことのない領域でした。

親しい友人で、プロとして染めや織りをやっている人が何人かいて、なんだか私ごときが踏み込んではいけない神聖な領域のような気がしていました。

栗の渋皮煮を作るために重曹であく抜きをしていたら、あまりに素晴らしい色だったので、初チャレンジしてみることに。

友人に助けを求め、メールで指示をいただきながら、どきどき、わくわく。

染めは、中性で行う方が染まり具合も堅牢度もよい、とのことで、重曹で少しアルカリに傾いた煮汁をクエン酸でまずは中性に。

pH試験紙やpHメーターは持っていないので、触った感じで中和^^

中和することで、私が「素晴らしい」と思った色が変化してしまうかな・・・ということが、ちょっと心配ではありましたが、大丈夫でした。

右が弱アルカリ状態。左が中性。すこーしだけ色が明るくなったかな?

染めたのは、こんな靴下。右から綿・新品、絹・数回履いたもの、絹・新品。

新品は、染み込みをよくするために、あらかじめ水を通しておきます。

お鍋に入れてぐつぐつ・・・。

このあと、煮汁がひたひたでは少し少ない、と聞いたのと、この煮汁はそうとう濃かったので、お水を足しつつ、沸騰寸前くらいで15分煮ては冷まし、また15分煮ては冷まし・・・を4,5回繰り返しました。

ここまでが昨晩の作業。

一晩煮汁に漬けたまま置いて、今朝は仕上げ。

よく絞ったあと、色落ちしないようにミョウバン水に漬けました。

丹念にすすいで、お日様のもとへ~

気持ちよさそう。

栗の渋皮からいただいた色は、こんな感じでした(夜に撮ったので、写真うつりは、イマイチですが)。

右から綿・新品、絹・数回履いたもの、絹・新品。

的確な指導のお陰さまで、初心者ながら、満足の仕上がりに!

ちなみに、髪を染めていたのは、栗の渋皮ではなくて、ヘナで。

いくつかのヘナを試したことがありますが、これが私の中ではダントツ一番!
綺麗な色に染まり、髪も健やかになります。
こちらで購入できます。