骨密度、特に女性にとっては、気になりますよね。
牛乳を飲みましょう、という話もありますが、牛乳は、Ca(カルシウム)の量に対してMg(マグネシウム)の量が少ないから、飲めば飲むほど骨のカルシウムを溶かしちゃう、なんて説もあるし、日本人は、牛乳を分解できる酵素を持っていない人が多いなんて言うことも聞くし、ホルモン剤や抗生剤がいっぱい入っているという話もあるし、そもそも、牛の赤ちゃんの飲み物を奪って飲むことに抵抗があるし・・・迷う声が聞かれます。
母から、父の骨密度がとても低くなっているので、食べ物や自然療法、ホメオパシーでなんとかならないか、と聞かれたのは昨年秋。
実は、その前から、母には骨粗しょう症予防のために、ティッシュ・ソルトのレメディを渡していたので、父にもそれを飲ませてあげて、と伝えました。
ティッシュ・ソルトとは、何でしょう?
バイオケミカル・ティッシュ・ソルト(Biochemical Tissue Salt)とか、生命組織塩とか、この療法を構築したDr.シュスラーの名前を取ってシュスラー塩とも呼ばれているもので、ホメオパシーのサプリメントとでも言えばよいでしょうか。
ホメオパシーのレメディは、もともと自然界の植物や鉱物から作られますが、ティッシュ・ソルトは、その中でも特に、人間の体の構成要素である無機物から作られたものです。
人間の体の無機物というのは、つまりは、骨とか、歯とか、血液とか、そういったものに含まれる要素です。
ティッシュ・ソルトには12種類あります。
人間は(というか、生物は・・・ですが)、食べるものから自分に必要な栄養素を吸収し、身体を作っています。
食べ物からのカルシウムでは足りないから、サプリメントで濃縮されたカルシウムを補ってあげましょう、というのが従来の考え方ですよね。
でも、ティッシュ・ソルトは、これを飲むことで、食べ物から上手にカルシウムを吸収することが出来るように手助けしましょう、というものです。つまり、自分の力を高めてくれるのです。
ホメオパシーは、本来「最少投与の原則」に基づき、一度に沢山の種類のレメディは飲まないものです。
ですが、ティッシュ・ソルトに関しては、もともとが人間の身体の中にあるものから作られた、ということと、ポテンシー(レメディを作るときの希釈度合い=エネルギーの大きさ)が比較的低いので、多種類飲んだり、継続して飲むことも安心して行えます。
これであれば、より気軽に、家庭でも取り入れられます。
骨粗しょう症を予防したり、骨折後の骨の修復を助けるには、Calc-p (リン酸カルシウム), Calc-f(フッ化カルシウム) , Ferr-p(リン酸鉄) の3種類を混合するとよいといわれています。
ティッシュソルトは、小さな砂糖球ですし、含まれている無機塩もごくごく微量ですので、サプリメントのように代謝の際に肝臓に負担をかける、ということもありません。
病院の検査結果によれば、父の脚の骨密度は、
昨年9月:右 68 左 53
だったのが、ティッシュ・ソルトを飲むようになった半年後
今年3月:右 93 左 85 (単位は、年齢の基準値を100としたときのパーセンテージ)
まで向上しました。
その前から、ずっと食べるものには気をつけていますが、この間でティッシュ・ソルト以外に特に大きく変化させたものはないそうです。
実感だけではなくて、こうやって数値に出るととても分かりやすくていいですね。
(写真は、大豆・津久井在来種の保育園!)
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