息子の学校がお休みなので、一緒に父のリハビリ・トレーニングに行きました。
遠いので一日がかりなのですが、母も一日休めるし、息子にとっても良い経験になるはずなので、チャンスがあれば連れて行きたいと思っています。
背もずいぶん大きくなってきて、運動もやっている息子は、頼もしい助手になってくれます。
それどころか、方向感覚は、私よりずっといいので、時として、指示を出してくれることも。
車椅子を押す姿も安心してみていられるほどになりました。
靴の履き替えをかいがいしくお手伝いする息子。
段差は慎重に、とか、点字ブロックの上を通らない、とか、ぶつけない、とか・・・車椅子を押すのは、台車を押すのとは違った気遣いが必要です。
出来るだけ口を出さずに見守りましたが、何も言わずとも、自然に気をつけている様子でした。
父のトレーニング・ジムは、脊髄損傷により歩けなくなった人のためのジム。
合言葉は、「Know No Limit(回復に限界はない)」。
気の遠くなるようなトレーニングをしている車椅子の方々と、トレーナーさん。
ここに来るだけで、勇気をもらえるような気がします。
ジムで最高齢の父も、ずいぶんと筋力がついてきたようです。
息子がどれくらい理解をしているか分からない。
一日つぶれて、ちょっと不満気な表情が浮かぶ場面もありました。
それでも、こういった経験が、息子の心のどこかで糧になってくれると信じています。
身をもって私にも息子にも学びを与えてくれている父のことを尊敬しています。
※ 11月6日、藤沢ecomoにて、「お台所の救急箱」というお手当ての講座を行います。詳しくは、こちら。
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