オーストリア人のパートナーと共に、家族で彼の地に移住した友人が、夏休みに里帰りをしてきているので、ホメオパシー学校の仲間とランチ会をしました。
志を同じくする仲間との時間は、温かく、心安らぐものであると同時に、真剣なディスカッションの場でもあります。
今関心のあること、悩んでいること、嬉しかったこと、そして正しいホメオパシーをどう知ってもらうか・・・など話題は多岐にわたりました。
久しぶりに私が卒業した学校(International School of Homeopathy, London 略してISHL・・・イシュル)のことを書いてみます。
イギリス人ホメオパスであるNick Churchillが率いる、ロンドンに本拠地を置く学校です。
普段の学習方法は、e-ラーニング、つまりインターネット上での授業と課題提出から成りますが、年に3回(それぞれ2~3日ずつ)のスクーリングが日本で行われます。
日本にもいくつかホメオパシーの学校はありますが、私は敢えてこのイギリスの学校を選びました。
(というか、私がホメオパシー学校に入りたいと最初に思った頃は、日本には2校しかなかったのですが、自分との相性は合わないような気がしました。待って待って待った頃、Nickが日本の学生むけにコースを開講する!というので、1期生として入学しました。)
なぜ?
日本にホメオパシーが紹介されてから、たかだか20年です。
日本人により、日本に設立された学校は、ですからそれより短い歴史しかありません。
(もちろん、初めて日本で導入し、学校を設立する、というのはそれなりに大変なことですので、それに対する敬意は大いに表します)
講師のホメオパスとしての経験も、その程度です。
なかには、ホメオパシー学校を卒業してすぐに講師になる、というような学校もあります。
一方で、イギリスを始めとしたヨーロッパでは、ホメオパシーは200年近い歴史があります。
ホメオパスたちも、親やその上の代からホメオパス、という人もたくさんいます。
王室御用達のホメオパスがいるようなお国柄ですから、当然裾野も広く、ホメオパスの層も厚いのです。
そして、もちろん最新のものも含む多くの文献は英語で書かれています。
ISHLの講師陣は、経験も長く深いですし、何より人柄がよく、よいホメオパスを育てたい、と言う熱い思いと温かい心を持っています。
そして、驚くほどに謙虚な姿勢でホメオパシーと向き合い、私たちとも丁寧に接してくれます。
(この姿勢は、ホメオパスとして活動していく上で、本当に見習うべきものです)
ISHLの授業は、英語で行われますが、きちんと日本語の訳も付いてきます。
課題の提出は英語です。はい、英語です。もちろん大変です。
でも、大変な分だけ、確実に力はつきますし、何よりここで英語のトレーニングを積んでいくことで、卒業して独立した後にスムーズに自律していくことができます。
自律、と言う意味では、副校長のJane WoodによるPractitioner Developmentというコースと、毎週提出が求められている自己内省日記は、ホメオパスとしてのみならず、プラクティショナーとして独立開業していきたいと考えるなら、本当に役に立つものです。
講師陣の人柄がよいから、というのが多いにあると思うのですが、集まってくる人たちも本当に気持ちのよい、そして才能溢れる人たちばかりです。
ここだけの話ですが(^^)、他校からの転入生が多い、と言うのもうなずけます。
e-ラーニングの学校ですから、確かに机を並べて勉強する・・・と言うチャンスは、少なく、孤独に感じることもあります。
逆に、在学中からインターネットでのコミュニケーションを行っていますから、今回のように卒業後も繋がったり、助け合ったり、イベントに出展したり・・・というようなことは、少しずつですが活発になってきている気がします。
・・・と、久しぶりに張り切って色々書いてしまいました。と言うのも、みんなに会えて、たくさんのエネルギーをもらえたから。
まだまだ知名度の低い私たちの学校、「宣伝活動」は苦手な私たちですが、必要な人に届くようにもっと発信して行きたいね、と仲間たちと言い合い別れました。
と言うわけで、ご興味わいた方は、コンタクトしてみてくださいね。
学校のウェブサイトは、こちらです。
http://www.japanhomeopathy.com/