里山長屋の住人であり植物学者である池竹せんせの藤野植物観察会に参加しました。
池竹せんせとのご縁は、里山長屋建設時の土壁塗りのお手伝いをしに行った時につながりました。
その時の記事はこちら(→☆)。自転車ヘルメットを被って竹を割っている息子をサポートしてくださっている緑のヘルメットの方が池竹せんせです。
「若旦那!」なんて呼ばれて、息子もなついていました。
ついでに、長屋のアプローチ作りの記事はこちら(→☆)。
植物観察会のことはずーっと気になっていて行きたいと思っていたのですが、遠いこともありなかなかタイミングが合いませんでした。
今日は息子も春休み中なので、一緒に行こう!と。
今回の観察会の場所は、石楯尾神社。
20名ほどの老若男女が集まって大賑わいでした。
その気になれば、その場に立ったまま2時間お話しができるほどの知識の持ち主の池竹せんせですが、それも何なので・・・とゆっくり山を登り散策しながら、食べられるものを中心にたくさん紹介していただきました。
ノカンゾウ(野甘草)。
甘草と言えば、私はアメリカの黒くてぐにゃぐにゃしたお菓子、リコリス(licorice)を思い出してしまうのですが、薬草や漢方薬としてもよく知られていますよね。
葉っぱは、ほのかに甘く、ほろ苦かったです。
毅然とした葉が美しかったなぁ。
おなじみ、スミレ(菫)。ほとんどの種類が全草食べられるなんてご存知でしたか?
言われてみれば、パンジーやビオラも「エディブルフラワー」として知られていますが、道端や空き地に咲いている可憐なスミレも!
上のは、マルハスミレ(丸葉菫)。お吸い物に浮かせたらなんてお洒落~。
そして、こちらはタチツボスミレ(立坪菫)。
蜜袋の蜜をちゅっと吸って、そのまま花をもぐもぐ。甘苦くて美味しい。写真、いまいち。。。
ウバユリ(姥百合)。まだ花は咲いていませんが、緑の花の写真を見せていただくとよく山で見る花のような気がします。葉っぱと球根(ユリネですね)が美味しいそうです。
木陰にひっそりと咲いているシュンラン(春蘭)。背丈は15センチほど。
蘭とは思えないほど控え目に咲いていますが、高山植物らしく、可愛いです。
これも花や茎をてんぷらにして食べられるんですって!
どんぐりが芽を出していました(*^_^*)。
これは、キブシ。可憐でため息が出ます(撮影by息子)。
クサボケ。
そして、我が家の今晩のおかずは、もちろんフキノトウ。
山から見る満開の桜も素晴らしかったです。
春の芽吹きのエネルギーが感じられる中をただただ歩くだけでも、満たされますが、色々な植物のお話しを聞くことでより一層山が身近に感じられ、豊かな時間を持つことができました。
明け方も、帰り道の車の中も強い雨が降っていましたが、散策中は見事な快晴でした。
ありがとうございました~☆
こちらは、息子の今日のベストショット。きろっ^^
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