ちょっと間があいてしまいました。

今日は、午前中ラグビー&タグ・ラグビーの練習の後、地元の大学の学園祭へ行きました。

息子の希望でお茶席に。

息子と並んでお茶をいただくって、なんか嬉しい。

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ホメオパシーのセルフケア講座では、受講者さんたちに実体験をして欲しいと思いましたので、ご家庭で使う時の質問は自由、ということにしていました。

一人の受講者さんから、あるとき届いたご相談です(ご了承をいただいて掲載しております)。

親しいご友人が、ご不幸にあわれ、「笑顔を見せていた」ものの、「口内炎が口中に多数でき、かつ下唇の真ん中がきれいに縦に割れている」とのこと。

ご友人の心の痛みに想いを馳せ、ちょうど勉強したばかりのNat-m(岩塩)に行き着き、このレメディで何とかしてあげられないものか、とのことでした。
(深い悲しみ、人前で涙を見せない、下唇の真ん中の縦割れ、口内炎、どれも典型的なNat-mの症状です。)

セルフケア講座では、レメディを使うのは、ご自身と、ご家族に限ってください、と申し上げています。

このケースは、とても親しい友人とのことですし、おそらくNat-mがよい働きをしてくれそうなケースにも見えますし、なにより、受講者さんの何とかしてあげたい!という気持ちもよくわかります。

「是非レメディを差し上げてください」と私自身も喉元まで出掛かりました。

でも、私の差し上げたお返事は、ちょっと違いました。

「ご友人のこと、心が痛みますよね。

ご本人から特に所望されていない場合に、ホメオパシーをおすすめするか・・・とても難しいことだと思います。

そのご友人と○○さんの関係、そのご友人がどの程度ホメオパシーをご存知かなど、状況によって一概には言えないと思います。

もし、提案してみようと○○さんがご判断された場合でも、「とりあえず、なんでもいいから飲んでみて」と言うような感じでおすすめするのではなく、あくまでご友人の心に添った形でおすすめして差し上げてください。

私、今、こんな勉強しているんだけれどね、とか、きっと今とても辛い時期だと思うけれど、とにかくあなたのことが心配、とか

○○さんの気持ちのままに。
(中略)

差し上げるのでれば、Nat-mは、今の状況に適していると思います。

それでなければ、Ignatiaかも。
(中略)

場合によっては、ホメオパシーでなくて、フラワーエッセンスでもいいんじゃないかと思います。
(中略)

食べやすいものを持っていってあげるとか、葛練りを作ってあげるとか、それで、一緒に召し上がりながらお話するとか、って言うのもいいかもしれませんね。

よい解が見つかりますように。

いつも思うのですが、○○さんの声って、ほっとするような、とてもいい声だと思うので、本当にそばにいてあげて、声を掛けてあげるだけで、ご友人も嬉しいと思いますよ。」

ホメオパシーのレメディがしてくれることは、本当にたくさんあります(実際は、ホメオパシーのレメディがすることは、心と身体と魂の自然治癒力を呼び覚ますことなので、自然治癒力ができることが本当にたくさんある・・・という意味ですが)。

この場合も、ホメオパシーのレメディを飲むことで、問題(心の痛みが必要以上に長引くことや、口内炎)の多くは解決したかもしれません。

でも、私は、ホメオパシーのレメディの前に、人間が出来ることを大切にしたいと考えています。

ですので、悩みに悩んで、上のようなお返事を差し上げました。

これが正しい解だったかどうかは、今もわかりません。

一番正しいかはわかりませんが、私は、レメディを扱うとき、クライアントさんと向き合うとき、常に畏敬の念やその方のスタンスを尊重する気持ちを大切にしたいと思っています。

質問を下さった受講者さんは、お手当てのものや、美味しいものを色々持ってお友達とお話をされに行き、温かい時間を持たれたそうです。