息子が生まれた14年半前は、今よりもさらに「おむつなし育児」(おむつをつけながらもなるべくおむつ以外で排泄させること)なんて言葉は知られていなかったけれど、わたしは、(エンジニアとしても、全ての子どもに向ける眼差しも)尊敬する井深大さんの本を読んでいて密かにさまざまな試みをしていました。

色々な理由があって、「おむつなし育児をしました」などと言うには程遠い状態ではあったのですが、まだオトナと同じ言葉ではしゃべらない赤ちゃんとのコミュニケーション手段として気にしていたということは胸を張って言えます。

うちの息子は「お利口さん」ではありませんし、それはそれは色々なことをやらかしてくれながら今に至っていますが、よく考えてみると、世に言われている「魔の2歳児」や、今の時期のいわゆる「思春期の反抗」のようなものは、育てていて感じたことがありません(そりゃあ、年齢としての思春期はまだまだ真っ只中ですからこれからどうなるかわからず、偉そうなことは言えませんが)。

いつもいつも可愛くて愛しくてしょうがなかった。そして、言葉少なではあっても、本当のコミュニケーションは取れていた(いる)のではないかな、と言うのが親ばかながら言えること。

FBに投稿されていた「湘南おむつなし育児の会&さらしおんぶの会」の記事を見て、少し我田引水的になってしまうかもしれないけれど、大いに共感するところがあったので、思うところを。

もとの投稿は、こちらです。
https://www.facebook.com/shonan.omtns/?hc_ref=PAGES_TIMELINE&fref=nf

わたしにとって、大成功とは言えなかった「おむつなし育児」ではあったかもしれませんが、その代わりに身近にあったのが抱っこ・おんぶであり、お手当てであり、ホメオパシーでした。

わたしは、自然療法家、ホメオパス(ホメオパシー療法家)として活動はしていますが、実は皆さんが思うほどには、生活の中で多用しているわけではありません。なぜなら・・・ほとんど必要ないから。

小さい時期のホメオパシーは、家庭で健やかに楽しく子育てをする上で、大きな助けとなってくれます。でも、それは、あの一粒のレメディが、と言うだけではないと思うのです。

わたしが講座の中で、いつもいつも1番大切なこととして繰り返しお伝えしていること、それは、「観察することの大切さ」です。

子どもがぐずったり、ちょっとしたサインを出している時、それを見逃さずに、よーく添って考え(でも、常に自分には自分の尺度しかないから、間違っているかもと言う謙虚な気持ちも忘れず)いちばん心地のよいと思われるようにしてあげること。

これは、ホメオパシーのレメディを選ぶ上でも、もっとも大切なことだとわたしは強調していますが、これを繰り返していれば、結局のところ大きな問題になる前にことは済んじゃった、なんてことがとても多いのです。

おむつなし育児もお手当てもホメオパシーも母乳育児も抱っこもおんぶもとても素敵。

でも、それらは、実は単なる手段というか入り口。その奥に本当の育児のきらめきがあるのだなぁ、と思うのです。そして、これらの手段を使って、赤ちゃんとコミュニケーションを取っているお母さんたちは、たとえ日々ドタバタや大変なことがあっても、内から湧き出る喜びが溢れているような気がします。

わたしは、1人しか子育てできなかったけれど、今の仕事は、そんなお母さんたちにたくさん出会えるのが本当に嬉しい。

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Chez MOMOでは、ホメオパシー、フラワーエッセンス、ジェモセラピーによる健康相談(コンサルテーション)、望診法に基づいた食事指導や、日々の生活を楽しく健やかに過ごすための知恵をお伝えする、各種講座を行っております。

場所は、藤沢、町田ほか、お近くへの出張もご相談に乗ります。

「お台所の救急箱」@湘南は、 2月2日スタート(→☆
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1月14日(土)より、西東京市で「家庭のホメオパシー・セルフケア講座」9期をスタートしました。詳しくは、こちら(→☆)です。
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