最近は、なかなか見かけなくなってしまった紅玉が珍しく並んでいたので、以前から気になっていた透明りんごジェリー(ジャム)を作ってみました。

りんごの中でも紅玉は、その赤い皮と、酸味、そして火を通してもぐずぐずに崩れない性質から、火を通すお料理にとても向いています。

でも、甘い果物が好まれる昨今、育てている農家さんも減り、店頭でもめっきり見かけなくなってしまいました。

我が家は、お正月のきんとんは、りんごとさつま芋で作るのですが、それ以外はたまーにソテーを作ったり、パウンドケーキを焼いたり・・・と言った感じで、それほどりんごを使いこなしているわけではありません。

今回は、何度か立て続けにレシピが眼に入ってきて気になっていた透明ジェリー(ジャム)を好奇心半分で作ってみることにしました。

透明なものが大好きだから♪

色々なレシピがある中で、私は、圧力鍋を使い、お砂糖(甜菜糖)は少なめ、レモン多めで作ってみることに。

りんごジャムを作るとなると、まずは、イチョウ切りにして・・・と思いますが、このレシピの特徴は、丸ごと!

写真を撮るのを忘れてしまいましたが、丸ごとりんごを今回は3つ、同量の水と一緒に豪快に圧力鍋に入れ、1時間煮ます。

これを、布巾で漉すこと8時間。

煮るときと、漉すときに、いじらない!というのが最大のコツだそうで、こうすると綺麗な透明の絞り汁ならぬ絞らない汁がとれます。

ここに、レシピではりんごの半分量以上と書いてありましたが、私は、3分の1以下の甜菜糖を入れて、アクを取りながら半分弱になるまでことことと煮詰めました。

レモン汁は、レシピよりかなり多めのレモン1個分。

りんごの皮だけでこんなに赤く、りんごのペクチンだけでトロリとしてきたら出来上がり。

冷めるとかたくなるので、かなり早めに火を止めました。

こんな感じ。

もう一息火を入れてもいいかなぁ。

レシピよりお砂糖かなり減らしたけれど、まだまだ大分甘かったです。

この色と同じように、りんごの香りと味もぎゅっと濃縮されて、秋がいっぱい詰まった宝石のようなジャムが出来ました。

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