味噌を作り始めてから今年で14年目。

毎年3~4種類ほどの味噌を合計10~16キロ作り、最近はそれぞれの素材に合ったオリジナルの味に落ち着いてきました。

ワークショップと称して、色々な方と一緒につくった味噌を入れると、一体どれくらいの味噌をつくったのでしょう?

もちろん、昔のお母さんたちに較べれば、まだまだひよっこではありますが、イベントではなく、自分の生活の一部になっていることは確かです。

今は、時々売っているのも見かけますし、作っている方もいらっしゃるひよこ豆味噌ですが、私が最初につくった頃は、そのようなものは、影も形も見つけることができませんでした。

だから、ひよこ豆味噌は、自称「私の発明」(いや、ごめんなさい。きっと私が見つけられなかっただけで、作っていらっしゃる方はほかにもあったと思いますが)。

フルーティな甘みのあるひよこ豆味噌は、シチュウやクリームソース、ポタージュ、ラタトゥイユなどの洋風なお料理の味付けに豊かな風味を加えてくれたり、胡麻豆腐や胡桃豆腐、和えものなどの和食にもふんわりとしたアクセントを与えてくれます。

もちろん、そのままディップなどとして使ったり、ふろふき大根や、里芋、田楽の軽やかなお味噌として使うこともできますし、お味噌汁や、味噌炒めなどにもすこし白味噌に近い品のある味噌として使えます。

今年のひよこ豆味噌は、自作の米麹(→✩)で仕込みました。

物心ついた時から何度も何度も味噌作りを手伝ってくれている息子も、「塩○g入れて、塩切りしてくれる?」というと、それだけで「ほいほーい」と的確に動き、

豆を潰してまとめる時も、一粒たりとも無駄にしないように優秀な助手として動いてくれます。

中1男子、サイズ27センチの足で踏み踏み。

思いのこもった、一級品の手前味噌に仕上がってくれると信じています。

ええ、ええ、いいんです!なんてったって手前味噌ですから、好きなだけ自慢して(笑)。

前のうちから持ってきたアオキは、まだまだ小さいので、竹の皮で蓋をして。

昨年仕込んだ味噌もようやくあけました。

かびゼロ。

上から時計回りに、玄米味噌(2年もの)、黒豆麦味噌、麦味噌、麦味噌(2年もの)、ひよこ豆味噌(2年物)、ひよこ豆味噌、そして玄米味噌の3年物です。

玄米味噌も、3年物ともなると、まろやかな奥深い味となり、食養的にもずいぶん陽性になったと思います。

それぞれ異なった味わいで、色々なお料理に使い分けるのが楽しくて仕方ありません。

<<2016年の味噌の記録>>

ひよこ豆味噌 (麹は、ななつぼし白米から自作)
麹歩合12 塩分 10.0%

麦味噌 (秘伝豆 )
麹歩合14 塩分11.5%

麦味噌 (さとういらず)
麹歩合14 塩分11.5%

玄米味噌 (麹は、ひとめぼれ玄米から自作、大豆は津久井在来)
麹歩合13 塩分11.5% 熟成2年以上

今年の大豆は、中川吉右衛門さんの自然栽培のもの(→✩)を使わせていただきました。

秘伝豆は、香ばしくてしっかりと深みのある味、さとういらずは、その名のとおり、ぎゅっと濃縮した甘味があります。

大豆の旨みを少しも逃したくないので、我が家流は大豆を蒸して使います。

もともと美味しい種類の固定種の大豆ですが、吉右衛門さんのものは、その中でも最高級のお味。

これは、間違いなく美味しい味噌に仕上がる!

というわけで、明日は、美ベジキッチン(→✩)で、手前味噌のワークショップをしてきます♪

手前味噌づくり、コツのコツ!は、こちらです→✩

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