夏休みに入って、ばたばたしていたため、掲載が遅れてしまいましたが・・・

会社を退職してすぐに通い始めて早1年半、リマ・クッキングスクール(日本で最初のマクロビオティック学校)の師範科を修了し、日曜日は、その修了試作会でした。

我が家では魚やお肉も少量いただきますが、玄米を食し、菜食を意識し始めたのは息子を妊娠中からですから、11年近くになります。

でも、すべては書籍などからの独学で、一度ちゃんと習いたいと思っていました。

習うからには、時に「道場」と呼ばれることもある(笑)という噂の、でも最もきちんと基本を教えていただける学校へ。

リマに通い始めてから、本当に眼から鱗が落ちるようなことが何度もありました。

多少は「我慢する」というイメージもあったマクロビオティックに対する考えが良い意味で覆され、陰陽の調和を取り、丁寧かつ大胆に作れば本当に美しく美味しいお料理ができるのだということを、この1年半の間に学びました。

また、「健やかに生きること」に対する考え方の、ホメオパシーとの共通性も多く見出すことができました。

初級、中級上級と経て、師範科の試作会では、自分たちのオリジナルメニューを作ります。

何にしようか、ずっと考えていたのですが、私らしく、ということで、大好きな発酵、とりわけ手前味噌をテーマとしようと思い立ちました。

「4種の手前味噌を楽しむお料理」

☆ ひよこ豆味噌を使ったくるみ豆腐
☆ 麦味噌を使ったラタトゥイユ(夏野菜が彩りよく出るように、低温スチーミングを応用してみました)
☆ 豆味噌(と麦味噌と甘酒)を使ったらっきょうの味噌漬け
☆ 玄米味噌の紫蘇味噌焼きおにぎり

の4品と、お味見用のひよこ豆味噌。

田中愛子先生を含む4人の先生に試食していただき、ありがたいお言葉をたくさんいただきました。

クラスメイト達も、夏らしく工夫の凝らされたお料理をたくさん作ってきて、本当に勉強になりました。
(今回、初級~師範まで一堂に会したため、すごい人数で、クラスメイトのお料理をほとんど味見できなかったのは、とても残念でしたが・・・)

そう、私は、家族の健康のため、そして、ホメオパスとしてクライアントさんたちと向き合っていく上で欠かせない食のことを学ぶためにこの学校に入学しましたが、素晴らしい先生方や、一生の友となるような仲間と出会うことが出来たのは、本当に幸せなことでした。

師範科を修了し、仲間はそれぞれ旅立って行きます。

マクロビオティックを広める活動をしようと考えている人や、いずれはカフェなどを営みたい・・・と考えている人も。

そういった活動も少しずつご紹介していけたらと思います。

私は、当初の目的通り、日々の生活や、コンサルテーション、講座などにも取り入れていきたいと考えています。

今は、感謝の気持ちでいっぱいです。