【命をいただく ~中学生編その1~】は、こちら(→☆)
先週末、息子は興奮して帰ってきました。
と言うのも、水・木と1泊2日のクラス旅行に出掛けてきたから。
息子たちの学校では、修学旅行以外に、自分たちのプロジェクト(テーマに分かれた縦割りのクラスで活動の中心となるもの)でも必要に応じてクラス旅行に出掛けます。
費用も時間も出来る限り体験することに回したいからと、朝早くに学校を出発して、遠い道のりも学校のオトナ(教員)がバスを運転し、公共の宿などに泊まり…いつもいつも子どもたちのことを一番に動いてくださっているオトナたちには頭が下がります。
前の投稿でも書いたように、現在息子たちは「子どもけもの学校」と「0から食堂」の活動の中で、動物の命と向き合うことをしています。
今回のクラス旅行では、森を守り、命を護る活動をされている南伊豆の森守(http://izu-morimori.jp/)を訪ね、獣と人間の共生についてお話を伺ったり、体験をしてきたようです。
「森の獣って臭いってイメージあるでしょ?でも、臭いのは肉じゃないんだって!!」と言う第一声にはじまり、人間が上手に地域で暮らしていくために、どうしてもいただかなくてはいけない獣の命を、どうやったら最大限に生かしきることができるか、など沢山の知恵を教えていただいたようです。
森守の方たちが話してくださったことは、テストに出たり、暗記をしなくちゃいけないわけではなかったけれど、心に刺さったようで、さまざまな数字も交えて論理的にとても細かく説明してくれました。
命のこと、獣との共生のこと、地球で暮らしていくということ、生きるために食べるということ。
そして、息子の中でその道のプロに対する尊敬や敬意が育っていることも感じました。
と言うわけで、今週末は、いよいよホームである築山(山梨県)で、シカの命をいただくことをするようです。
学校は、家から遠いため、これに参加するとなると寮にもう1泊して、帰宅も土曜日の遅くになってしまいますが、もう一生できないかもしれない体験、迷うことなく参加を決めたようです。
土曜日のイベントは、きちんとした心構えを持ってのぞまれるのであれば、一般の方も参加可能です。
https://www.facebook.com/events/329104777600838/
わたしは、立ち合うことができないのですが、きっと何かまた大きなものを得てくるのではないかと思っています。
<まだ、つづく…はず>
※ 続きは、こちら(→☆)です。
写真は、里山通信さんのものを使わせていただきました。
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